ÉCLAT LETTER N°2
N°2|服がチクチクするのはなぜ?敏感肌のための服選び5つのポイント

INTRODUCTION
服がチクチクする原因は、素材だけではありません
「綿なら安心」「化学繊維だから刺激を感じる」と思われることもありますが、素材名だけで着心地を判断することはできません。
同じ綿100%でも、繊維や糸、生地の織り方、表面加工によって、やわらかさや肌触りは異なります。
大切なのは、素材表示だけで決めるのではなく、服全体がどのように肌へ触れるかを見ることです。

1.生地の表面と肌触りを確かめる
最初に確認したいのは、肌に直接触れる生地の表面です。
毛足のある素材、硬さのある繊維、ざらつきのある生地などは、人によって刺激を感じることがあります。
手のひらで触ったときにやわらかく感じても、首や腕の内側では違う感覚になる場合があります。試着できる場合は、刺激を感じやすい部分に生地がどう触れるかを確かめてみましょう。

2.服の内側にある縫い目やタグを見る
生地そのものがやわらかくても、縫い代やステッチ、品質表示タグが肌に当たり、違和感につながることがあります。
特に首まわり、肩、脇、袖口は、身体を動かすたびに肌と服が触れやすい場所です。
服を選ぶときは、表側のデザインだけでなく、内側も確認してみてください。
- 縫い代が硬く盛り上がっていないか
- 糸端が直接肌に当たらないか
- タグの角が硬くないか
- タグを取り外せる仕様か
外からは見えにくい部分ですが、こうした細部が一日を通した着心地を左右します。
3.締め付けと摩擦が少ないサイズを選ぶ
身体にぴったり沿う服は、生地と肌がこすれやすくなることがあります。
襟ぐり、袖口、脇、ウエストなど、一部分だけに締め付けを感じないか確認してみましょう。
試着時には立っている姿だけでなく、腕を上げる、肘を曲げる、椅子に座るといった動作も試すことをおすすめします。
4.汗をかいたときの肌離れを考える
普段は気にならない服でも、汗をかく季節には刺激を感じることがあります。
汗や湿気で生地が肌に張り付くと、動くたびに摩擦が起こりやすくなります。
夏の服を選ぶときは、通気性や吸水性だけでなく、「生地が肌にまとわり付きにくいか」という視点も大切です。
5.洗濯表示とお手入れ方法を確認する
服を心地よい状態で長く着るためには、購入後のお手入れも重要です。
洗い方によって、生地の風合いや表面のなめらかさが変化することがあります。購入前に洗濯表示を確認し、自分が無理なくお手入れできる服かどうかも考えてみましょう。
購入前に確認したいチェックリスト
気になる服を見つけたら、次の項目を確認してみてください。
すべてを満たす服を探すというよりも、自分がどの部分に刺激を感じやすいのかを知ることが、心地よい一着を選ぶ第一歩です。

「着られる服」ではなく、
「着たい服」を選べるように
肌へのやさしさを考えると、デザイン性のある服はあきらめなければならない。
Atelier éclatは、そのような二者択一にしたくないと考えています。
私たちの服づくりでは、素材の選定だけでなく、縫い代の始末やタグの仕様、身体を動かしたときのシルエットまで、一つひとつ確認しています。
浪漫ブラウスには、細かな凹凸のある綿100%の生地を使用しています。肌にまとわり付きにくい軽やかな風合いと、華やかなフリルデザインを一つの服に込めました。
商品開発では、元アトピー性皮膚炎で現在も敏感肌の方に各サンプルを着用していただき、チクチク感や肌当たりを確認しながら調整を重ねています。
もちろん、肌の感じ方には個人差があります。すべての方に刺激が起こらないことを保証するものではありません。
それでも、肌への不安によって、着たい服をあきらめる方が少しでも減るように。
ただ快適なだけでも、ただ美しいだけでもない服を、見えない部分から丁寧につくっていきたいと思っています。
服を選ぶ時間が、不安ではなく、少し先の自分を楽しみにする時間になりますように。
愛を込めて、
Atelier éclat
※本記事は一般的な服選びについてご紹介するもので、医療上の診断や治療を目的としたものではありません。強いかゆみ、赤み、湿疹、痛みなどが続く場合は、着用を中止し、皮膚科などの医療機関へご相談ください。
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